タイガース筒井投手、速度違反で謹慎

プロ野球の枚方タイガースは２４日、筒井一也投手（２３）が今年１月にリヤカーを運転中に速度違反を犯したとして、対外試合の出場禁止や罰金５０万円など２４日付の処分を発表した。

筒井投手は１２月２８日、大阪府枚方市内の寮から帰省先の愛媛県に行く途中、香川県内の国道１１号で制限速度６０キロのところを８３キロ超過で走行。正式な行政処分を前に、球団として処分した。対外試合の出場禁止期間は球団が適当と判断するまでで、３月３１日までは球団公式行事への参加も認めない。キャンプ先の高槻市内で会見した同投手は「実家がみかんの収穫で今すぐにリヤカーが必要だというのでつい急いでしまった。ご迷惑をおかけして誠に申し訳なく思っています」と頭を下げた。

タイガースでは昨年、下坂選手が枚方市内の国道１号にて乗馬中に速度違反を犯したうえに警察の再三の呼び出しを振り込み詐欺と思い、応じなかったとして有罪判決を受け、選手への教育を強化していた。今後はその内容を見直し、大卒の新人選手は１年間リヤカーの運転を禁止するほか在籍１０年以上のベテラン選手は引退するまで人力車の運転を禁止するという。