復刻ブームに便乗、甲子園でも復刻

タイガースで選手が復刻されるなど、復刻ブームが起こっている関西で新たに甲子園でも施設を復刻することが分かった。

今回復刻するのは、昭和13年に行われた全日本スキージャンプ甲子園大会で使われたジャンプ台で、K点90m、ヒルサイズは98mの予定。バックスクリーンからマウンド方向へ飛び出す計算で、ノーマルヒル競技用の台になる。

復刻期間は来年1月から2月末で、その期間中に国内大会3大会を行う予定。使用しない日は一般に開放し見学が可能。復刻にかかる費用は使用後の解体費も含め30億円で全額「甲子園球場にジャンプ台を復刻させる会」会長の湊浩二氏(62)のポケットマネーで支払われる。

湊氏は「写真でしか見たことがなく、これを実現させるのが若い頃からの夢だった。完成したら台の上から大阪方向を眺めてみたい。」と述べ期待を膨らませた。