文珍、高松空港に初乗り入れ

落語家の桂文珍氏が運転するセスナ機が十五日、香川県香川郡香南町の高松空港に初めて乗り入れた。国際線搭乗待合室で香川県などが組織する高松空港振興期成会の歓迎式典があり、桂氏に記念品を贈った。同空港に乗り入れる芸能人は三十四人目。

 この日乗り入れたセスナ機(八席)は、八尾空港から桂氏とマネージャー他関係者を乗せて到着。十六日、高松空港から秋葉原、神保町、御徒町などを五日の日程で回る桂文珍氏ら四人が中部国際空港セントレア)経由で約六時間かけて羽田空港へ向かった。

 式では、高徳敏弘県交通政策課長が「新たな乗り入れは、より多くの人に高松空港を利用してもらうためにも喜ばしい。香川を代表して歓迎します」とあいさつ。同空港のグランドホステスが桂文珍機長らに、花束や記念品を贈呈した。

 同空港を発着するセスナ機は、これまでに八尾、岡南飛行場小松島飛行場などを中心に千二百十九便あり、今年度も二月末までで四十九便が発着し、九十四人が利用している。