厚生労働大臣 3秒ルールに苦言

尾辻厚生労働大臣は11日、定例会見を開いた。その会見で尾辻大臣は食べ物を落としたときの3秒ルールに苦言を呈した。

尾辻大臣は議員になる前より、この3秒ルールを問題視しており、これまでも独自で統制活動を行ってきたが、今回初めて公の場で言及した。

3秒ルールとは床に落ちた食べ物を3秒以内なら拾って食べても問題ないというルールで、国際基準では5秒ルールのところもあるが日本では清潔さを求めるため3秒ルールとなっている。

尾辻大臣はこの3秒ルールに関して「3秒とか5秒とか時間の問題ではない、問題なのは落ちた所の汚染状況である。汚染状況が悪ければ1秒でも不潔であるし、清潔な場所であればほこりをたてない場合、1分経っても十分食べられる。」と持論を披露し、さらに続けて「この考えを厚生労働省の代表として広めて行きたい」とし、今後この考えを広報活動で広めていく考えを明らかにした。