それでも、もうやりたかない。

え〜っと。実は今日、遠足でした。

遠足といってもいろいろ縛られるわけでも無く、ただ学校のする事はバスで生徒を行き先に連れて行くだけでその後はずっと自由行動という、なんとも高校生らしい遠足。

行き先はと言いますと、小学校の遠足みたいに「遠足と言いながら社会科の勉強という裏テーマ」がないので、普通に遊園地です。

それまた、我が香川のレオマワールド四国ニュージーランドを差し置いて、隣県岡山の鷲羽山ハイランドに。

鷲羽山ハイランド

鷲羽山ハイランドといえば、ディズニーランドにおけるミッキー的な最重要キャラクターチューピーと岡山と言う別に特別でも無い土地にもかかわらずなぜか居るブラジルのサンバダンサー

遊具は一部素晴らしいものはあるもののそんなに期待できないだろうと思い、そんなに期待せずにとりあえずそいつらに会いに行くことに。


そういった期待を抱き、バスで一時間かけて鷲羽山ハイランドに到着。


大分前に来たことあるのだが・・・ボロくなっとるなぁ・・・


ボロさで言ったら、パラダイスとして桂小枝が取材に来てもおかしくないぐらいまで悪化している。

そんなボロい遊具の中でまずはスカイサイクルというまた分かりやすいわざわざ高所を自転車こいで進んでいく遊具に乗る。そんなレベルの低い遊具にもかかわらず、一緒に乗った友人がやたらと怖がる。高いけど、そんなに怖くないぞ。

それを乗り終えた後はいたって普通のジェットコースターに乗る。本当にいたって普通。しかし、久しぶりに乗ったからかちょっとだけ怖い。でも楽しい。


その後は、ちょっと中休み。ということでスリル度の低い遊具に乗る。しかし、他の奴らはノリが悪くいつもきまった2人しか乗らない。


5人居たグループを結局その後分裂して結局3人に。3人になってまず観覧車に乗る。その観覧車、ちょっとボロがきてて、至る所錆びてる。けど、そんなことをお構いなしに談笑していたらいつの間にか一周すぐに終わってどうしようかとなった。


で、鷲羽山ハイランドといえば前記の愉快なキャラクター達と同じくらいの名物として瀬戸大橋を眺めながらのバンジージャンプがある。


別に罰ゲームじゃないのだが、それをやることに


まず、下の控え室というか事務所で金を払い、頑丈な器具を身につけさせられて・・・
そんな間にももう飛び終わった奴が戻ってくる。みんな口を合わせて怖かった怖かったという。ちょっと怖くなってくる。

そんな中、俺の前に飛ぶ奴が同じく控え室に居たのだが、その連れがそいつに「がんばれよ」とかそんなことをやっていたのだが、なぜか関係ない俺までエールを送られることに。別にそういうノリは嫌いではないのでそいつらのノリに合わせながら愛想笑いしたりなんかして緊張をほぐす。


そして、上に待っている人が1人になった時に「どうぞ、お上がりください」と係員に言われる。ということで俺と俺の前に飛ぶ奴の2人が上であがることに。

ゆっくりゆっくりと階段を上がっていく、誰かを追跡している(もしくはされている)みたいで楽しい。が、下を見たら・・・ガクガク(((( ;゜Д゜))))ブルブル


それでどうやら飛び方を4種類の中から選べということだったので、説明を聞く。そのうち3つは前向いて飛ぶ。手の位置が伸ばすか、頭の後ろか、胸に手を置くかの違い。あと後ろを向いて飛ぶ飛び方だという。

とりあえず、後ろ向きはあかんやろ。とりあえず、後ろ向きで飛ぶときは『Green Bird』をバックで演奏しておいて欲しいわ。*1あとは・・・どれでもええか。


なんて考えながら一番上まで行ったのだが、階段のところで待たされることに。なぜかっていったら前が支えているから、誰のせいかな・・・と思ってみてみたところ上まで来て飛ぶのを躊躇している奴・・・生徒会長(♀)やがな


まあ、飛んでもおかしくないような性格やからな・・・と考えながらも、さっさと飛べよコンニャロ

彼是5分ほど上に居ただろうか。やっと飛ぶ気になって飛んだ!!また待ってる間に風が強くなって横揺れが激しいがな。さっさと飛んだらもっと楽やったのに。

で、ふと下を見てみたらさっきまで居た俺の高校の生徒が見る見るうちに居なくなっていく。ヲイ、生徒会長が焦らしたせいで俺の晴れ舞台、閑古鳥鳴いてるやんか


でも、俺の前の清々しい奴はどこぞの生徒会長とは違いさっと飛んでくれた。さすが漢。

ということで俺の順番が回ってきた。ごっついロープを体の前に着けさせられて、鎖を外して飛び込みゾーンに追いやる。下を見る。やっぱり俺の連れ以外誰も居ないヽ(`Д´)ノウワーン


いいさいいさ、飛んでやる。と思ってたら係員に「もうちょっと前に出てもらえますか」ってもうどうせ飛ぶんだからさっさと飛ばせてくれ。


で、ちょっと前に出た。何時でもいいかかって来い!!しかし体は正直です。足がすくむ。でもこんなもんさっさと終わらせたもん勝ちや!!ちゅうことで係員の人に「行きます」との旨を伝える。

こんな状況なんで「アムロ行きま〜す。」とかそんなボケをかませる訳もなく、死へのカウントダウンが始まる。



3・2・1バンジーーーーーーーーーーーーーー





うぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜




こんなもん景色楽しめるか!!しかも予想通り横揺れまくりやがな。本当、字だけじゃ伝わらないっていうんがね難点。



当然なら英雄として迎えてくれるのだが、如何せん生徒会長が焦らしたおかげで昼飯時にかぶりみんな下に行っている始末。さらに飛び終わってすぐにカメラマンに会うというタイミングの悪さ。不運としか言い様が無い。でも、もう飛ぶ気はない。あんなもん一生に一回やったら十分です。若いもんがやるものです。


ということで一躍ヒーローになり損ねた俺は悲しみを背負いながら飲食コーナーのある一番下のところまで降りることに。

昼食は牛丼を食らう。そこでふと鷲羽山ハイランド3大名物を思い出す。そういえばチューピーほかダンサーの皆様へのご挨拶がまだだった。普通なら、この飯食う場所にいらっしゃるはずなのだが・・・来ない。


なんぼ待っても陽気なオヤジとかイケイケサンバねーちゃんが来る気配が無い。3大名物のうち2つ見事に死亡。



続編がきっと30分後に書かれる予定。