航空機内に危険物を持ち込もうとした男により空港利用者5000人に被害

北海道の空港で迷惑な客のせいにより、利用者5000人の足に影響する事件が起きた。

事件は26日午前、女満別空港の手荷物検査場にて、大阪府在住の自称料理人林繁一容疑者と大阪府在住の自称タレント北野真容疑者らが巨大なタラバガニを機内に持ち込もうとしたところを空港職員がカニのはさみが危険物であると判断し、持ち込むのを止めたところ「依頼者が待っている」などと言い検査ゲート付近で押し問答になり、その状態が4時間ほど続き空港の利用者からの通報を受けた警官が現場に駆けつけ検査ゲートの通行を妨げたとして2人らを威力業務妨害罪の疑いがあるとして警察に連行した。



検査ゲートが塞がれたことにより離陸時間になっても乗客が揃わず、離陸時間が遅れるなどして約5000人の足に影響した。



カニを危険物と判断した空港職員は「あの大きさのカニのはさみなら十分に人を襲える。」と話しており、その場に居合わせた利用者も「大きすぎて初めはカニとは思わなかった」と話している。



北野容疑者は警察の事情聴取で「なぜ、預けなかったのか」という問いに対し「テレビでドキュメント風に撮りたかったので、カニは常にそばに置きたかった」と供述、一方の林容疑者は「カニは料理して食べるつもりだった」と話しているという。さらに警察は供述に出てくる「依頼者」とは何者なのかなどを詳しく追及していく。